木の話





木材に手で触れると
    
α波の活動が増加する。

の材への接触が自律神経反射と脳波に及ぼす影響を男子大学生を被験者として人工気候室内実験で調べた。





α波は活動した場合に減衰する事が知られている為、ここではα波を脳活動の指標として測定した。材料はひのきのカンナ面とのこぎり面にガラス、ビニール、綿、たわしの4種を加え6種類とした。その結果ヒノキのカンナ面、綿、ヒノキノコギリ面は、撫でることなく接触した場合、最低血圧が低下するのに対して、ガラスへの接触は増加をもたらすことが分かった。(図3)


ヒノキ材を撫でるとα波の活動が増加する
事がわかる。

を見ると最低血圧が下降する。


質係壁面への視覚刺激が快適性に及ぼす影響を男子大学生14名を被験者とし、自律神経反射と主観評価を用いて測定した。室内にヒノキ材壁面白壁壁面を用意し、それぞれを白いカーテンで覆い、そのカーテンその結果、ヒノキ材の壁を見ることによって 緊張 抑鬱 疲労の感情尺度が現象し、活気が増加した。逆に、白壁においては 抑鬱 怒り が増加し活気が減少することが分かった。(図4)






ノキを好き郡と嫌い郡に分けて評価したところ好き郡においては有効に血圧
が下降した。 嫌い郡においては有意な差が見られなかった。
逆のに白壁に対する視覚刺激においては、提示後の一過性上昇の後
時間がたつとともに上昇する事が分かった。(図5)















ヒノキを見ると
時間がたつとともに血圧が下がるのが分る。

白壁を見ると
時間がたつとともに血圧が上がるのが分る。

木と森の快適さを科学する。88−94ページ  宮崎良文 著



木の話