木の話



木の匂いをかぐと
の香りを嗅ぐことによって印象の違いをSD法を用いて調べた。 感情プロフィールテストを使ってタイワンヒノキ材油の揮発成分 を吸入した場合の心理的な気分の変化について調べたところ 怒り 緊張 抑制 疲労 抑鬱 の感情尺度が空気を吸入した 対照実験に比べて減少する事が明かとなった 官能評価において典型的な変化を示した木の匂いに関して生理応答を 調べた。その結果タイワンヒノキの油は血圧を低下させることが分かった。 (図1)
スギ材の木屑をを嗅ぐと血圧の低下が見られた。
材のチップを直接使用してそこから発せられる香り物質の吸入の影響
を調べた。 

男子大学生14名を被験者として、快適性評価法を用いて1秒ごとに連続測定を行なった。においの刺激は開眼.座位にてにおい物質供給装置を用いて実施し90秒間とした。樹種はスギ材ならびにヒバ材とし約3ミリのチップを作成し、その匂いを嗅いだ。
その結果図2に示すようにスギ材チップの揮発物質の吸入において、
収縮期血圧(最低血圧)が統計的に有意義に低下する事が分かった。(図2)
収縮期血圧(最低血圧)が時間とともに下がっていくのが良く分かる
 木と森の快適さを科学する。40−41ページ  宮崎良文 著